辛い事だけじゃない!?朝キャバ昼キャバボーイは楽しいこともある!

辛いと思われがちなボーイの仕事の楽しい瞬間とは?

ボーイはキャスト(キャバ嬢)からも当たりが強く、お客さんからも疎まれがちなハードで目立たない仕事・・・そんなイメージが強いかもしれません。
確かにボーイの仕事には辛いところもありますが、中には楽しい瞬間だってあるんです。
そんな瞬間があるからこそ、僕もボーイとして20年働くことができています。今はボーイの道を選んだことに後悔なんて一切ありません!
この記事ではそんなボーイの仕事が楽しいと思える瞬間についてご紹介いたします。

お客さんやキャストの面白い話を人に出来る

キャバクラにはいろいろなお客さんが来店されます。そこには自分が生きていて到底関わることができなかったような珍しい職種の人も。
そんなお客さんやキャストたちの面白い話を間近で聞くことができるのがボーイです。
自分の友達や同業者の知り合いとその面白い話で盛り上がることができるので、話のネタには困りません!
もちろんお客さんの個人情報を流すことは水商売の世界ではタブーなので、「あの芸能人が来た!」など個人情報を垂れ流すようなことは厳禁ですよ!

また、ハードな仕事だからこそ、一緒に働くボーイ仲間とは仲良くなりやすいです。
僕も同業者の友達は多く、今でもプライベートで飲みに行くことだってあります。正直、同じ仕事をしているからこそめちゃくちゃ気が合って話が通じやすいです。
もちろん全部のお店がそうとは限りませんが・・・。

忙しいがゆえに達成した時の喜びが大きい!

水商売の世界は結果がすべて。売上が伸びるとやっぱり嬉しくて、ノルマ達成の時なんかはお店で働くボーイ・キャストみんな大喜びです。
営業が終了して、ノルマ達成を知らされた瞬間の喜びを分かち合う一体感はすごいですよ。
中にはそのままキャバクラのお店の中で宴会状態になるところもありました。タダで飲み会なのでお酒好きな僕としては大歓迎でした。

特にキャバクラは季節ごとにイベントを開催していることも多く、そんな時期はやっぱりお客さんもたくさん来て忙しいです。
営業中はあちこち歩き回ってお酒を作ってテーブルを片付けてトイレ確認をして・・・とにかく営業時間中はてんやわんやでした。多分見た目ではわからないでしょうけど。
けれど、そんな忙しい時期も乗り切って、ノルマも達成したその瞬間は「頑張ってよかった!」と思えるひとつの瞬間でもあります。
ノルマ達成した時のあの一体感を一度経験すると、次も頑張ろう!という気持ちになります。

キャストとは常に同じ空間にいるため女の子の扱いが上手くなる!

キャストとボーイは営業前も営業中もほとんど同じ空間にいます。
やっぱり売上に直結するのはキャストの接客技術です。
なのでキャストの管理、つまりキャストのやる気やテンションを上げることもボーイの仕事のひとつなのですが、それに慣れると女の子の扱いは格段に上手くなります(笑)
キャストの中にはボーイに対しては雑な態度、召使いのように横暴に振舞う人もいます。
ですが接客中は態度が一変。その現実を間近で見ることになるので、女の子の素を見ている気分になるんですよね。
それが良いと思うか悪いと思うかはその人次第ですが、素の女の子に対応することに慣れることは、やっぱりプライベートでもめちゃくちゃ役に立っています。

もちろん中にはボーイにも対応が柔らかい人もいて、特に朝キャバ・昼キャバだとその傾向が強いです。
特に主婦や学生などのキャバ嬢1本で生きていこうと思っている人が少ないので、もちろん全員ではないですけどそれだけ対応も柔らかめな人が多いです。
そういう人を見ると、やっぱり「おっ!」と思うんですけど、キャバクラはキャストとボーイの恋愛禁止。気を強く持つ必要があります。

このようにキャバクラのボーイは辛いこともあれど、楽しいことだってたくさんあります。
それは朝・昼のキャバクラも同じことで、厳しい世界でもありますが、綺麗なホールで黒服として働くことはやりがいもありますし僕自身結構この仕事を気に入っています。
キャバクラのボーイに興味がある人は、ぜひ参考にしてみてください!

朝キャバ昼キャバボーイのメリット・デメリットとは?夜との違いは?

朝キャバ昼キャバボーイのメリットデメリットをご紹介!

朝や昼に営業するキャバクラ、通称朝キャバ・昼キャバ。
仕事内容としては大きな違いはないのですが、時間によってその雰囲気や客層は大きく違います。
僕自身朝キャバでも夜キャバでも働いたこともあるのですが、やっぱりその雰囲気はかなり違いますね。
この記事では、そんな朝・昼のキャバクラのボーイと夜のキャバクラのボーイを比べた時のメリット・デメリットについてご紹介いたします!
実はボーイ未経験の方におすすめのメリットがたくさんあるので、ボーイ未経験だけど働きたいと思っている人は参考にしてみてください!

朝キャバ昼キャバの一番の違いは働く時間にあり!

朝キャバ・昼キャバの一番の違い。それはやっぱり働く時間ですね。
それぞれの営業時間として多いものを挙げると、こんな感じになります。

・朝キャバ:4:00 〜 12:00
・昼キャバ:13:00 〜 18:00
・夜キャバ:20:00 〜 1:00

さらに開店準備や後片付けなど、ボーイの勤務時間として考えるとこの前後に1〜2時間加えたくらいの時間帯になります。
もちろんバイトの場合は終電などもあるので夜のキャバクラは深夜0時上がりで帰ることができるところも多いです。

夜と朝・昼のキャバクラの1番大きい違いは、やっぱり出勤時間の違いですね。
ナイトワークを経験したことがない人であれば、特に昼キャバの出勤、稼働時間の方が慣れていると思うので、あまり生活リズムを崩さずに働くことができます!
朝キャバの場合は、出勤時間が電車の始発ですら間に合わないので、始発の時間の出勤でOKしてもらえるところもあります。
気になる方は面接の時に確かめましょう。
ですが出勤するなら、徒歩や自転車、バイクなどの手段で出勤できるところの方が働きやすくて便利です。

朝・昼と夜の客層の違いでボーイも働きやすい!

朝キャバ昼キャバの客層と夜のキャバクラの客層は大きく違います。
夜のキャバクラはいわゆる仕事終わりのサラリーマンがほとんど。
いわゆる水商売の業界そのものの裏側をあまり知らないお客さんが多いです。
ですが、朝・昼のキャバクラは、夜勤などで生活が逆転している人がよく来店しています。
なので客層の中心は同業者。夜のホストクラブで働くホストや、バー・居酒屋で働いている人などが多いので、ボーイとしても実は働きやすいんです。
水商売の世界をよく知っている人たちですからね。

ボーイの仕事をちゃんと予習しておくことは大切ですが、ボーイ未経験でも働きやすいのは事実で、理不尽に怒りだすお客さんは朝キャバや昼キャバでは滅多に見たことがありません。
あと最近多いのは、年配のお客さんです。定年退職して時間が自由になった富裕層の年配の方が朝キャバ・昼キャバに来店することも増えています。
このように朝キャバ・昼キャバには夜とは違った客層の方が訪れますが、やっぱりキャバクラの中心は夜。
夜に比べるとお客さんの数も少なめです。
なのでボーイ未経験から働きたい人へのメリットとしては、仕事量が夜に比べて少ないことにあります!
夜のキャバクラ、特に金曜日の夜は常にあっちこっち歩き周って仕事量も多い上に、キャスト(キャバ嬢)も他のボーイも気が立っていることが多いですが、一方で朝・昼キャバはお客さんが少ない分比較的仕事量も少なくて、心に余裕が生まれます。

夜に比べると若干給料が下がるデメリットも…

ですが、お客さんの数が少ないということはそれだけ売上が伸び悩みやすいということ。
さらに言えば、夜のキャバクラは夜遅くまで働くことになるので、いわゆる深夜手当てから給料が高い理由にもなっているのですが、それに比べると、朝・昼のキャバクラのボーイは若干給料が下がるというデメリットもあります。

実際比べるとこれくらいの時給の差があります。

・夜のキャバクラのボーイ:時給1,500円程度
・朝・昼のキャバクラのボーイ:時給1,200円程度

このように、やっぱり朝・昼のキャバクラの方が、ボーイの時給も下がる傾向があり、とにかくたくさん稼ぎたい!と思っている人は、夜のキャバクラを選んだ方が良いですね。
朝や昼の時間帯の働きやすい環境を選ぶのか、忙しくても高い給料がもらえる方を選ぶのかよく考えて欲しいのですが、僕としては初心者の方には圧倒的に朝・昼のキャバクラのボーイをおすすめします!
それなりの給料がもらえてボーイとしての経験を積むことができるので、ゆくゆくは夜のキャバクラで出世したいと思っている人にとっても働きやすい環境なんですよ。

デメリットに比べるとメリットの方が多い!

朝・昼のキャバクラのメリット・デメリットをまとめるとこうなります。

メリット

・昼夜逆転生活にならない
・同業者中心の客層で働きやすい
・お客さんが少なめなので仕事量も少なめ

デメリット

・夜に比べると給料が低め

挙げられたデメリットは給料の減少ですが、決して朝・昼のキャバクラの給料が他の仕事と比べても低い訳ではありませんし、キャバクラによっては夜のキャバクラと同じくらいの給料を出しているところもあるので、そこに差はほとんどないことも。
夜に比べるとメリットも多いので、ボーイ未経験の人は朝・昼のキャバクラで働くことをオススメします!