夜キャバとどう違う?朝キャバ昼キャバボーイの仕事とは?
目次
ボーイは朝キャバ昼キャバ夜キャバで違いはあるのか?
最近ナイトワークの求人でも見かけるようになった朝キャバ・昼キャバのボーイの求人。
要するに朝や昼の時間帯にキャバクラの営業をするのですが、あまりキャバクラに馴染みがない人にとってはその業務内容に大きな違いがあるのかどうか、気になるところではありますよね。
朝キャバ昼キャバ、そして夜キャバで仕事に違いがあるのか?
その質問に答えるなら「NO」です!
僕は朝キャバでも夜キャバでも働いたことがありますが、夜キャバと朝・昼のキャバクラで、仕事内容にほとんど差はありません。
もちろん店舗によってコンセプトや仕事内容に違いはありますが、キャスト(キャバ嬢)のサポートやウェイター業務、そしてキャバクラ運営を支える仕事という主軸は変わりません。
ここでは朝・昼のキャバクラにも夜のキャバクラにも共通する、3つの仕事内容についてご紹介いたします!
ボーイの仕事は雑務から始まることが多いです
まずキャバクラの営業時間の目安をご紹介すると、以下のようになります。
・昼キャバ:13:00 〜 18:00
・夜キャバ:20:00 〜 1:00
風営法などで営業時間が前後する地域もありますが、概ねこの時間帯で営業していることが多く、ボーイやキャストの勤務時間としてはこの前後に1〜2時間を足したくらいになることがほとんどです。
ボーイが出勤してきたら、まずやることは雑務。
ホールやトイレなどの掃除や買い出しが中心です。特にアルバイトの下っ端だとこの掃除を担当することがほとんどですね。
あとは出勤してきたキャストに「◯◯買ってきて〜」とパシリを頼まれたら、その要望に応えます。
よくキャストはボーイのことを召使いだと思っている、キャストはボーイへの当たりがキツいと言いますが、これはどこの店舗でも結構現実にあることです(笑)
結局、お店の売り上げの中心はキャストの接客によるところでもありますから、キャストのテンションを保つことはとても大切な仕事です!
エスコートやキッチンスタッフとして働くことも
開店したらボーイはウェイター業務が中心です。
来店したお客さんにドリンクやおしぼりを渡したり、お酒を作ることもあります。
テーブルセット・灰皿交換などはもちろん、特に常連さんのお酒の好みや濃さ、タバコの銘柄はキャストだけではなくボーイもしっかり覚えておく必要があります。
安くないお金を払ってもらっているワケですし、できうる最大級のサービスで少しでも長く楽しんで行ってもらいたいですからね。
そして、お客さんが来店した時は荷物を預かりエスコートをしたり、キッチンスタッフとして店内で用意できるフードやおつまみの用意をすることもあります。
この辺りは専門のスタッフが別で雇われている場合もありますが、手が空いていそうでなければボーイがやることも。
特に朝キャバや昼キャバの場合は、売り上げが夜キャバに比べて低めの傾向があるので、ボーイがエスコートやキッチンスタッフの仕事と兼任することもありました。
キャストの管理も立派なボーイの仕事
ボーイはキャストの管理も立派な仕事です。
キャバクラでお客さんと直接関わるのはキャストです。
普通の接客業よりもコミュニケーション能力や機転、記憶力がものを言う世界でもあるので、キャストのコンディションやメンタルを整えることもボーイの立派な仕事のひとつ!
大きなお店では、ボーイにそれぞれのキャスト担当が割り当てられていて、ボーイがメンタルケアまでしっかりと行うというところもあり、やっぱりそれだけ入念にケアをしているところは売り上げも違います。
逆に言えば、それがしっかりできるということはボーイの働きが売り上げに繋がるということ。
社員や幹部候補を目指している人は特に大切にしたい仕事でもありますね。(もちろん他の仕事も大切ですよ!)
けれどやっぱり、キャストに召使いのように扱われることは、こちらのメンタルもやられやすいので正直、女性に対して高い理想を抱かなくなりました。
他にも様々なボーイの仕事があります!
他にもボーイの仕事は様々で、以上で紹介した3つの仕事以外にもチラシ配りやヘアメイクなど、様々な仕事を担当するボーイもいます。
キャバクラのコンセプトやお客さん・キャストによって型にはまらない様々な仕事を引き受けることもあり、お客さんの前に出る仕事なのでお客さんと直接コミュニケーションを取ることもあります。
ボーイの仕事をする上で何が大切かと問われれば、真っ先に答えるのは”周りに如何に気を配れるか”です。
この業界に20年いますが、バイトのボーイからどんどん出世していくような人は努力や仕事へのひたむきな姿勢はもちろん、お客さんやキャバ嬢の変化・要望にいち早く気がついて臨機応変に対応できることが大切です。
キャストにこき使われることが多い仕事ではありますが、キャストから見れば「使えるボーイ」は重宝され、安心して接客に専念することができます。
もちろん最初からボーイの仕事を完璧にこなすことができる人はいません。
自分にできることから少しずつ慣れていくことで、ボーイの仕事を確実にマスターしていくことが大切です!